56PM028|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
縮瞳作用があるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
縮瞳作用をもつ薬剤を問う問題です。
解説
ピロカルピン塩酸塩はムスカリン性アセチルコリン受容体を刺激する副交感神経作動薬で、瞳孔括約筋を収縮させて縮瞳させます。閉塞隅角緑内障の発作時の治療にも用いられます。
トロピカミド・アトロピン硫酸塩・シクロペントラート塩酸塩は抗コリン薬(散瞳+調節麻痺)、フェニレフリン塩酸塩は交感神経作動薬(散瞳のみ)です。
選択肢の確認
1.トロピカミド
誤り。トロピカミドは抗コリン薬で散瞳させる。
2.アトロピン硫酸塩
誤り。アトロピン硫酸塩は抗コリン薬で散瞳させる。
3.ピロカルピン塩酸塩
正しい。ピロカルピン塩酸塩は副交感神経作動薬で縮瞳させる。
4.フェニレフリン塩酸塩
誤り。フェニレフリン塩酸塩は交感神経作動薬で散瞳させる。
5.シクロペントラート塩酸塩
誤り。シクロペントラート塩酸塩は抗コリン薬で散瞳させる。
覚えるポイント
- 縮瞳薬=ピロカルピン(コリン作動薬)。閉塞隅角緑内障の発作時に用いる。
- 散瞳薬=抗コリン薬(調節麻痺を伴う)、フェニレフリン(伴わない)。
- 狭隅角眼では散瞳薬が急性緑内障発作を誘発しうる。