56PM063|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
我が国のボツリヌス毒素治療の適応で誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
ボツリヌス毒素治療の適応を問う問題です。
解説
わが国では、A型ボツリヌス毒素の斜視への適応は12歳以上とされており、乳児期の内斜視は適応外です。乳児内斜視には早期の斜視手術が行われます。
甲状腺眼症、眼瞼けいれん、後天共同性内斜視、発症早期の眼球運動神経麻痺(拮抗筋の拘縮予防)は、いずれも適応となります。
選択肢の確認
1.甲状腺眼症
誤り。甲状腺眼症による斜視は適応となる。
2.眼瞼けいれん
誤り。眼瞼けいれんは適応となる。
3.乳児期の内斜視
正しい。わが国では12歳以上が対象であり乳児期の内斜視は適応外である。
4.後天共同性内斜視
誤り。後天共同性内斜視は適応となる。
5.発症早期の眼球運動神経麻痺
誤り。発症早期の眼球運動神経麻痺は拘縮予防として適応となる。
覚えるポイント
- A型ボツリヌス毒素=わが国では12歳以上の斜視が適応。
- 注射するのは拘縮した拮抗筋。効果は2〜3か月で消失する。
- 副作用=眼瞼下垂、上下斜視、一過性の過矯正。