56PM064|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
内方回旋斜視に対する術式として適切でないのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
内方回旋斜視に対する術式を問う問題です。
解説
原田-伊藤法(上斜筋前部前転)は、上斜筋の内旋作用を強める術式です。内方回旋斜視をさらに悪化させてしまうため、この症例には適切ではありません。原田-伊藤法は外方回旋の矯正に用います。
外直筋の上方移動、下直筋の耳側移動、上直筋の鼻側移動、内直筋の下方移動は、いずれも外旋方向に働き内方回旋を矯正します。
選択肢の確認
1.外直筋上方移動
誤り。外直筋の上方移動は外旋方向に働き適切である。
2.下直筋耳側移動
誤り。下直筋の耳側移動は外旋作用を強め適切である。
3.上直筋鼻側移動
誤り。上直筋の鼻側移動は内旋作用を減じ適切である。
4.内直筋下方移動
誤り。内直筋の下方移動は外旋方向に働き適切である。
5.原田-伊藤法
正しい。原田-伊藤法は内旋を強めるため内方回旋斜視には適さない。
覚えるポイント
- 外旋を強める=上直筋の鼻側移動、下直筋の耳側移動、上斜筋の弱化。
- 内旋を強める=上斜筋前部前転(原田-伊藤法)、上直筋の耳側移動。
- 水平直筋の上下移動も回旋の矯正に用いられる。