51PM059|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
内方回旋斜視に有効なのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・4
正答
1、4
この問題のポイント
内方回旋斜視に有効な術式を問う問題です。
解説
内方回旋を矯正するには、内旋作用を弱めるか外旋作用を強める必要があります。上斜筋切腱術は内旋筋である上斜筋を弱めるので有効です。上直筋鼻側移動術は、内旋作用をもつ上直筋を鼻側へずらすことで内旋作用を減じ、外旋方向に働くため有効です。
下斜筋前方移動術は外旋筋を弱めるため逆効果、外直筋後転術と内直筋後部縫着術は回旋には作用しません。
選択肢の確認
1.上斜筋切腱術
正しい。上斜筋切腱術は内旋筋を弱め内方回旋を改善する。
2.外直筋後転術
誤り。外直筋には回旋作用がない。
3.下斜筋前方移動術
誤り。下斜筋前方移動術は外旋筋を弱めるため内旋を強める方向に働く。
4.上直筋鼻側移動術
正しい。上直筋鼻側移動術は内旋作用を減じ外旋方向に働く。
5.内直筋後部縫着術
誤り。内直筋後部縫着術(Faden手術)は回旋には作用しない。
覚えるポイント
- 内旋筋=上斜筋・上直筋。外旋筋=下斜筋・下直筋。
- 外旋を強める=上直筋の鼻側移動、下直筋の耳側移動、上斜筋の弱化。
- 内旋を強める=上斜筋前部前転(原田-伊藤法)。