53AM053第53回 視能訓練士国家試験 過去問

右眼下斜視と内方回旋偏位をきたすのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

下斜視と内方回旋偏位をきたす麻痺筋を問う問題です。

解説

下斜筋の作用は外旋・上転・外転です。したがって右下斜筋麻痺では、上転作用が失われて右眼下斜視となり、外旋作用が失われて内方回旋偏位が生じます。この2つが同時に説明できるのは下斜筋麻痺だけです。

右上直筋麻痺では下斜視になるものの回旋は外方回旋方向、右下直筋麻痺では上斜視、左眼の麻痺では左眼側に偏位が現れます。

選択肢の確認

1.右上直筋麻痺
誤り。右上直筋麻痺では内旋作用が失われ外方回旋となる。

2.右下直筋麻痺
誤り。右下直筋麻痺では右眼が上斜視となる。

3.右下斜筋麻痺
正しい。右下斜筋麻痺では上転作用と外旋作用が失われ、下斜視と内方回旋偏位をきたす。

4.左上直筋麻痺
誤り。左上直筋麻痺では左眼が下斜視となる。

5.左下斜筋麻痺
誤り。左下斜筋麻痺では左眼が下斜視となる。

覚えるポイント

  • 下斜筋=外旋・上転・外転。上斜筋=内旋・下転・外転。
  • 上直筋=上転・内転・内旋。下直筋=下転・内転・外旋。
  • 下斜筋麻痺=内転位の上転障害+内方回旋。まれな病態。

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