47PM004|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
水晶体について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
水晶体の構造と加齢変化を問う問題です。
解説
水晶体は生涯にわたって上皮細胞が新しい線維を作り続け、古い線維が中心へ押し込まれるため、加齢とともに厚く・大きく・硬くなります。厚みの増加は前房を浅くし、閉塞隅角緑内障のリスクになります。
水晶体は紫外線を吸収して網膜を守り、前嚢の方が後嚢より厚く(前嚢約15 μm、後嚢約4 μm)、加齢で不溶性蛋白は増加します。水晶体上皮細胞は水晶体内にとどまり房水中には吸収されません。
選択肢の確認
1.紫外線を吸収しない。
誤り。水晶体は紫外線を吸収する。
2.加齢によって厚くなる。
正しい。加齢により水晶体は厚くなる。
3.前囊よりも後囊の方が厚い。
誤り。前嚢の方が後嚢より厚い。
4.加齢によって不溶性蛋白が減少する。
誤り。加齢により不溶性蛋白は増加する。
5.水晶体上皮細胞は房水中に吸収される。
誤り。水晶体上皮細胞は水晶体内にとどまる。
覚えるポイント
- 加齢で水晶体は厚く・硬くなり、前房が浅くなる。
- 前嚢は後嚢より厚い。後嚢破損は白内障手術の主要な合併症。
- 不溶性蛋白の増加が核白内障の本態。