47AM041|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
水晶体偏位を生じるのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
水晶体偏位(亜脱臼)をきたす疾患を選ぶ問題です。
解説
Marfan症候群はフィブリリン1遺伝子の異常による結合組織疾患で、Zinn小帯が脆弱となり水晶体が上耳側へ偏位します。高身長・くも指・大動脈瘤も合併します。
そのほか水晶体偏位をきたす疾患にホモシスチン尿症(下鼻側へ偏位)、Weill-Marchesani症候群、外傷があります。Coats病・Adie症候群・Fisher症候群・Brown症候群はいずれも水晶体偏位をきたしません。
選択肢の確認
1.Coats 病
誤り。Coats病は網膜の毛細血管拡張と滲出が主体である。
2.Adie 症候群
誤り。Adie症候群は瞳孔と調節の異常である。
3.Fisher 症候群
誤り。Fisher症候群は外眼筋麻痺・運動失調・腱反射消失を三徴とする。
4.Brown 症候群
誤り。Brown症候群は上斜筋腱鞘の機械的制限による。
5.Marfan 症候群
正しい。Marfan症候群ではZinn小帯の脆弱化により水晶体が上耳側へ偏位する。
覚えるポイント
- Marfan症候群=水晶体が上耳側へ偏位。常染色体顕性遺伝。
- ホモシスチン尿症=下鼻側へ偏位。常染色体潜性遺伝。
- 水晶体偏位では虹彩振盪、屈折の急変、単眼複視がみられる。