54PM064第54回 視能訓練士国家試験 過去問

9 方向むき眼位で上下偏位が変わらない疾患はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

9方向むき眼位で上下偏位が変化しない病態を問う問題です。

解説

共同性上下斜視は、その名のとおりどの視方向でも偏位量が一定の斜視です。特定の筋の麻痺や制限によるものではないため、9方向むき眼位で上下偏位が変わりません。

下斜筋過動(内転位で増強)、眼窩底骨折(上方視で増強)、交代性上斜位(固視眼と視方向により変化)、先天上斜筋麻痺(内転位・患側への頭部傾斜で増強)は、いずれも視方向により偏位量が変化します。

選択肢の確認

1.下斜筋過動
誤り。下斜筋過動では内転位で上下偏位が増強する。

2.眼窩底骨折
誤り。眼窩底骨折では上方視で上下偏位が増強する。

3.交代性上斜位
誤り。交代性上斜位では固視眼と視方向により変化する。

4.共同性上下斜視
正しい。共同性上下斜視ではどの視方向でも偏位量が一定である。

5.先天上斜筋麻痺
誤り。先天上斜筋麻痺では内転位で上下偏位が増強する。

覚えるポイント

  • 共同性斜視=どの視方向でも偏位量が一定。第1偏位=第2偏位。
  • 非共同性斜視=麻痺・制限により視方向で偏位量が変わる。
  • Hess赤緑試験や9方向むき眼位で共同性か否かを判定する。

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