第54回
54PM063|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
外転神経麻痺に対する治療で誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解2
正答
2
この問題のポイント
外転神経麻痺の治療を問う問題です。
解説
原田-伊藤法は上斜筋前部を前転して内旋作用を強め、外方回旋を矯正する術式です。上斜筋麻痺による回旋斜視に用いるもので、外転神経麻痺の治療ではありません。
Jensen法・Hummelsheim法(上下直筋の一部を外直筋へ移動する筋移動術)、外直筋前転術(麻痺筋の強化)、内直筋後転術(拘縮した拮抗筋の弱化)は、いずれも外転神経麻痺の治療です。
選択肢の確認
1.Jensen 法
誤り。Jensen法は外転神経麻痺に対する筋移動術である。
2.原田-伊藤法
正しい。原田-伊藤法は外方回旋の矯正に用いる術式であり外転神経麻痺の治療ではない。
3.外直筋前転術
誤り。外直筋前転術は麻痺筋の強化として行われる。
4.内直筋後転術
誤り。内直筋後転術は拘縮した拮抗筋の弱化として行われる。
5.Hummelsheim 法
誤り。Hummelsheim法は外転神経麻痺に対する筋移動術である。
覚えるポイント
- 外転神経麻痺=内直筋後転+外直筋短縮、または筋移動術(Jensen法・Hummelsheim法)。
- 急性期はボツリヌス毒素を内直筋に注射して拘縮を防ぐ。
- 原田-伊藤法=上斜筋前部前転。外方回旋の矯正に用いる。
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