50PM021|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
右外転神経麻痺で正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
右外転神経麻痺の所見を問う問題です。
解説
麻痺性斜視では、麻痺眼で固視したとき(第2偏位)のほうが健眼固視時(第1偏位)より偏位が大きくなります。麻痺眼を動かすために強い神経支配が送られ、Heringの法則で健眼にも過剰な支配が及ぶためです。したがって右外転神経麻痺では右眼固視時に偏位が大きくなります。
内斜視なので同側性複視、第1眼位は右眼内斜視、Parksの3 step法は上下斜視用、偏位は右方視で大きくなります。
選択肢の確認
1.交差性複視を自覚する。
誤り。内斜視となるため同側性(非交差性)複視を自覚する。
2.第1眼位は右眼外斜視を呈する。
誤り。第1眼位は右眼内斜視を呈する。
3.判定はParks の3step 法を用いる。
誤り。Parksの3 step法は上下斜視の麻痺筋同定に用いる。
4.左方視したときに偏位が大きくなる。
誤り。右方視したときに偏位が大きくなる。
5.右眼固視で測定したときに偏位が大きくなる。
正しい。麻痺眼である右眼で固視したときに偏位が大きくなる(第2偏位)。
覚えるポイント
- 第1偏位(健眼固視)<第2偏位(麻痺眼固視)。
- 麻痺筋の作用方向を向いたときに偏位が最大となる。
- 代償頭位は患側への顔回し。