55AM069|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
48 歳の男性。1 週間前に突然複視を自覚し、外転神経麻痺と診断された。複視の種類で誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
外転神経麻痺による複視の性質を問う問題です。
解説
不調和性複視は、網膜対応の異常に関する用語であり、後天性の外転神経麻痺による複視には当てはまりません。したがってこの記述が誤りです。
病的複視(生理的複視ではない)、内斜視による同側性複視、両眼を開いたときのみ生じる両眼性複視、視方向により偏位量が変わる非共同性複視は、いずれも正しい記述です。
選択肢の確認
1.病的複視
誤り。病的複視であるという記述は正しい。
2.同側性複視
誤り。内斜視となるため同側性複視であるという記述は正しい。
3.両眼性複視
誤り。両眼性複視であるという記述は正しい。
4.非共同性複視
誤り。麻痺性であり非共同性複視であるという記述は正しい。
5.不調和性複視
正しい。不調和性複視は網膜対応異常に関する用語でありこの病態には当てはまらない。
覚えるポイント
- 内斜視=同側性(非交差性)複視。外斜視=交差性複視。
- 両眼性複視=片眼を遮ると消える。単眼複視=白内障・不正乱視。
- 非共同性=視方向により偏位量が変わる(麻痺性・制限性)。