47PM058|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
3点カード〈3dot card〉で誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
3点カード(Brock string)を用いた訓練の条件を問う問題です。
解説
3点カード(3 dot card/Brock string)は、紐に通した3つのビーズを順に固視させ、生理的複視を自覚させながら輻湊を訓練する家庭訓練の道具です。固視点より手前のビーズは交差性複視(耳側網膜)、遠くのビーズは**同側性複視(鼻側網膜)**として知覚されます。
正位(融像できている状態)で行う訓練であり、顕性斜視が出ている状態では生理的複視の関係が成立しないため使えません。訓練中は眼位の観察が必要です。
選択肢の確認
1.家庭訓練である。
誤り。家庭で行える訓練であるという記述は正しい。
2.輻湊訓練に使用する。
誤り。輻湊訓練に使用するという記述は正しい。
3.斜視の状態で使用する。
正しい。斜視が顕性になっている状態では生理的複視の関係が成立せず使えない。
4.眼位の観察が必要である。
誤り。眼位の観察が必要であるという記述は正しい。
5.耳側網膜と鼻側網膜の両側が刺激できる。
誤り。手前は耳側網膜、遠くは鼻側網膜を刺激できるという記述は正しい。
覚えるポイント
- 3点カード=生理的複視を利用した輻湊訓練。融像できている状態で行う。
- 手前=交差性複視(耳側網膜)、遠く=同側性複視(鼻側網膜)。
- 抑制が強い場合はまず抑制除去訓練から行う。