49AM040|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
小視症をきたすのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
小視症をきたす疾患を問う問題です。
解説
中心性漿液性脈絡網膜症では、漿液が網膜下に貯留して網膜が持ち上げられ、視細胞の間隔が引き伸ばされるため、対象が小さく見える**小視症(micropsia)**が生じます。変視症・遠視化・コントラスト低下も伴います。
逆に黄斑前膜や黄斑浮腫のように視細胞が密に寄せられる病態では大視症(macropsia)が生じます。白内障・緑内障・網膜色素変性では小視症は生じません。
選択肢の確認
1.白内障
誤り。白内障では小視症は生じない。
2.緑内障
誤り。緑内障では小視症は生じない。
3.黄斑円孔
誤り。黄斑円孔では変視症が主で、円孔周囲では大視症も生じうる。
4.網膜色素変性
誤り。網膜色素変性では小視症は生じない。
5.中心性漿液性脈絡網膜症
正しい。中心性漿液性脈絡網膜症では視細胞間隔の伸展により小視症が生じる。
覚えるポイント
- 小視症=視細胞の間隔が広がる(漿液性剥離)。
- 大視症=視細胞の間隔が狭まる(黄斑前膜による牽引)。
- 変視症の評価にはAmslerチャートやM-CHARTSを用いる。