55PM069|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
35 歳の女性。1 週間前から右眼の光視症と視力低下が出現したため来院した。視力は右(0.1×-1.50 D)、左(1.2×-2.00 D)。右眼の広角眼底撮影の結果(別冊 No. 10)を別に示す。この患者でみられる所見はどれか。

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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
光視症と視力低下を伴う網膜所見を問う図問題です。
解説
光視症に続く急激な視力低下があり、広角眼底撮影で網膜の剥離が黄斑部に及んでいれば、黄斑剥離を伴う裂孔原性網膜剥離です。黄斑が剥離すると視力が急激に低下し、復位後も視機能の回復が不完全になることがあります。
光視症は硝子体が網膜を牽引する刺激により生じ、網膜裂孔形成のサインです。近視眼は網膜剥離の危険因子です。
選択肢の確認
1.黄斑剝離
正しい。網膜剥離が黄斑部に及んでおり黄斑剥離がみられる。
2.乳頭浮腫
誤り。乳頭浮腫はこの病態の所見ではない。
3.硝子体出血
誤り。硝子体出血は主要な所見として示されていない。
4.網膜細動脈瘤
誤り。網膜細動脈瘤はこの病態の所見ではない。
5.上鼻側網膜剝離
誤り。剥離の部位が上鼻側に限局しているという記述は所見と一致しない。
覚えるポイント
- 網膜剥離=飛蚊症・光視症→視野欠損→視力低下(黄斑に及ぶ)。
- 黄斑剥離があると復位後も視機能の回復が不完全になりうる。
- 近視・後部硝子体剥離・外傷・白内障術後が危険因子。