50PM047第50回 視能訓練士国家試験 過去問

飛蚊症をきたすのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

飛蚊症をきたす病態を問う問題です。

解説

飛蚊症は硝子体中の混濁が網膜に影を落とすことで生じます。後部硝子体剥離では、硝子体が網膜から剥がれる際に視神経乳頭周囲の膠原線維(Weiss輪)が浮遊し、典型的な飛蚊症を自覚します。

網膜中心動脈閉塞症・虚血性視神経症は突然の視力低下・視野欠損、正常眼圧緑内障は無症状で緩徐に進行、先天白内障は白色瞳孔と視力不良であり、いずれも飛蚊症はきたしません。

選択肢の確認

1.網膜中心動脈閉塞症
誤り。網膜中心動脈閉塞症では突然の視力低下が主症状である。

2.虚血性視神経症
誤り。虚血性視神経症では突然の視力低下と水平半盲が主症状である。

3.後部硝子体剝離
正しい。後部硝子体剥離では硝子体混濁により飛蚊症が生じる。

4.正常眼圧緑内障
誤り。正常眼圧緑内障は無症状で緩徐に進行する。

5.先天白内障
誤り。先天白内障では白色瞳孔と視力不良がみられる。

覚えるポイント

  • 飛蚊症=硝子体混濁の影。生理的と病的がある。
  • 急な飛蚊症の増加+光視症=網膜裂孔・網膜剥離を疑い散瞳眼底検査を行う。
  • 硝子体出血・ぶどう膜炎でも飛蚊症が生じる。

関連問題

50PM04650PM048
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)