50PM046|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
フラッシュERG で異常をきたすのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
フラッシュERGで異常を示す疾患を問う問題です。
解説
フラッシュERGは網膜全体の応答を記録するため、広範な網膜障害でなければ異常として現れません。網膜中心動脈閉塞症では網膜内層が広く虚血に陥るため、b波が減弱した陰性型ERGを示します。
黄斑円孔・加齢黄斑変性・卵黄様黄斑ジストロフィ・中心性漿液性脈絡網膜症は、いずれも黄斑部に限局した病変であり、面積として小さいためフラッシュERGは正常です。
選択肢の確認
1.黄斑円孔
誤り。黄斑円孔は限局病変でありフラッシュERGは正常である。
2.加齢黄斑変性
誤り。加齢黄斑変性は限局病変でありフラッシュERGは正常である。
3.網膜中心動脈閉塞症
正しい。網膜中心動脈閉塞症では陰性型ERGを示す。
4.卵黄様黄斑ジストロフィ
誤り。卵黄様黄斑ジストロフィではERGは正常でEOGが低下する。
5.中心性漿液性脈絡網膜症
誤り。中心性漿液性脈絡網膜症は限局病変でありフラッシュERGは正常である。
覚えるポイント
- フラッシュERG=網膜全体の応答。黄斑限局病変では正常。
- 黄斑の機能評価には多局所ERG(mfERG)や局所ERGを用いる。
- 網膜中心動脈閉塞症=網膜内層の虚血=陰性型ERG。