109Q025|第109回 薬剤師国家試験 過去問
下図は、環境基本法で規定されている7 種類の公害(典型七公害)の種類別公 害苦情件数の推移を示したものである。アに該当するのはどれか。1つ選べ。 30,000 25,000 ア 20,000 苦情件数(件) 15,000 10,000 5,000 土壌汚染 地盤沈下 0 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 元2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 元2 3 平成 令和 昭和 (年度) 図 典型七公害の種類別公害苦情件数 令和三年度 公害苦情調査結果報告書(総務省、公害等調査委員会事務局)

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
典型七公害の苦情件数では、長期間にわたり件数が多い騒音の推移を識別します。矢印が指す太い実線を追います。
解説
図のアは、昭和後期に約2万件で推移し、その後いったん減少したものの、平成期以降もおおむね1万5千~2万件の高い水準にある系列です。これは工場・建設作業・交通・近隣生活など発生源が幅広い騒音の苦情件数に対応します。大気汚染は平成初期に急増して3万件前後となった細い実線、悪臭と水質汚濁はこれらより低い系列、振動はさらに少ない系列として区別できます。土壌汚染と地盤沈下は図の最下部付近です。
選択肢の確認
1.悪臭:苦情は多い公害ですが、図ではアより低い点線の系列です。
2.振動:騒音と関連することはあっても件数は大幅に少なく、下方の系列です。
3.水質汚濁:図ではアより低い水準で推移しており、太い実線ではありません。
4.騒音:正答。アは典型七公害の中でも継続して苦情件数が多い騒音の系列です。
5.大気汚染 必須問題 【薬理】:大気汚染は平成初期に大きな山を示す別の系列で、アとは推移が異なります。
覚えるポイント
統計図では直近値だけでなく、線種と長期的な山・谷を追います。騒音は典型七公害の苦情で高水準が続く項目です。