111Q006第111回 薬剤師国家試験 過去問

薬物中の塩基性官能基を中和するベシル酸の化学構造(分子形)として、正しい のはどれか。1つ選べ。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

ベシル酸はベンゼンスルホン酸です。画像中で、置換基のないベンゼン環にスルホン酸基−SO₃Hが直接結合した構造を選びます。

解説

薬物の塩基性官能基はプロトンを受け取り、酸付加塩を形成します。ベシル酸の分子形はC₆H₅SO₃Hで、画像の選択肢2にあるベンゼン環−SO₃Hの構造です。カルボン酸基−CO₂Hやフェノール性−OHとは官能基が異なります。また、ベンゼン環にメチル基と−SO₃Hをもつ選択肢5はp-トルエンスルホン酸であり、ベシル酸ではありません。画像では官能基だけでなく環上の追加置換基も確認します。

選択肢の確認

1.選択肢1(画像参照):ベンゼン環に−CO₂Hをもつ安息香酸です。
2.選択肢2(画像参照):正答。無置換のベンゼン環に−SO₃Hが結合したベンゼンスルホン酸です。
3.選択肢3(画像参照):ベンゼン環に−OHをもつフェノールです。
4.選択肢4(画像参照):メチル基と−CO₂Hをもつメチル安息香酸で、カルボン酸です。
5.選択肢5(画像参照):メチル基と−SO₃Hをもつp-トルエンスルホン酸です。

覚えるポイント

ベシル酸は「ベンゼン+スルホン酸」です。メシル酸はメタンスルホン酸、トシル酸はp-トルエンスルホン酸として区別します。

111Q005111Q007
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