59AM087第59回 理学療法士国家試験 過去問

AED で正しいのはどれか。

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正解: 2 または 5

正答

2(心臓ペースメーカーの植込み患者に使用できる)と5(電気的除細動は自動的に行われる)

この問題のポイント

AED(自動体外式除細動器)は、心停止の疑いがある場合に即座に使用できる緊急装置です。特に、医師の指示なしでも使用可能であり、パッドの貼付位置や患者の状態に注意を払う必要があります。

解説

AEDは患者の心電図を自動解析し、電気ショックの要否を判断します。従来型は救助者が安全確認後にショックボタンを押し、オートショックAEDは警告後に自動通電します。そのため、使用者は操作に必要な手順(パッドの貼付、電源オン、電気ショック発生の確認)に従えば十分で、心臓の状態を専門的に判断する必要はありません。この自動性が、現場で迅速な対応を可能にします。

また、心臓ペースメーカーが植込まれている患者にもAEDは使用可能です。ただし、ペースメーカーが置かれた部位(通常は右上胸)にパッドを貼らないように、適切な位置にパッドを配置することが重要です。これにより、ペースメーカーの正常な機能を維持できます。

一方、医師の指示が必須とは限りません。緊急時において、医師の診断が得られない場合でも、AEDの使用は即座に可能であり、その点は「使用には医師の指示が必要である」が誤りです。

衣服の上から使用することはできません。パッドが皮膚に直接接する必要があるため、衣服を完全に取り除き、胸部の皮膚が露出した状態で使用しなければなりません。電気的除細動時に四肢を押さえる行為も、患者に触れることを防ぐための安全対策であり、誤りです。

選択肢の確認

1.使用には医師の指示が必要である。:間違え。緊急時に一般の人でも使用可能。
2.心臓ペースメーカーの植込み患者に使用できる。:正しい。位置を避えてパッドを貼る。
3.衣服の上から使用できる。:間違え。皮膚露出が必要。
4.電気的除細動時は四肢を押さえる。:間違え。触れないようにする。
5.電気的除細動は自動的に行われる。:出題上の「自動」は心電図解析と通電要否の判定を指す。実際の通電操作は機種により異なる。

覚えるポイント

AEDは「自動で判断・発動」し、「ペースメーカーありでも使える」が、衣服は取り除く。緊急時は医師の指示より「速やかな行動」が優先される。

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