第110回・2024年

110AM032|第110回 保健師国家試験 過去問

2つ選択

厚生労働省が「『地域共生社会』の実現に向けて」(平成29年)で示した強化すべき改革の骨格はどれか。2つ選べ。

解答・解説を見る

正解2・4

正答

2、4

この問題のポイント

地域共生社会は、制度・分野ごとの縦割りや「支える側・支えられる側」という関係を越え、住民と多様な主体が地域課題を我が事として捉え、丸ごと支え合う地域を目指します。

解説

平成29年に示された改革の骨格は、地域課題を住民が発見し解決へつなげる力を高めることと、分野を越えた包括的な相談支援体制を整え、地域全体のつながりを再構築することです。高齢、障害、子ども、生活困窮などを別々の制度だけで扱うのではなく、複合課題にも一体的に対応します。特定分野の移行支援、防犯、医療・介護の統合だけに限定した構想ではありません。

選択肢の確認

1.地域移行支援:障害者等の地域生活を支える重要な施策ですが、改革の骨格として示された包括的な表現ではありません。
2.地域課題の解決力:住民を含む地域の多様な主体が課題を把握し、支え合って解決する力の強化が骨格の一つです。
3.地域における防犯活動:地域活動の一領域にはなりますが、福祉改革全体の骨格として掲げられた項目ではありません。
4.地域丸ごとのつながり:制度や世代を越えて人と資源をつなぎ、地域全体で支えるという改革の骨格に合います。
5.地域における医療と介護の一体的実施:地域包括ケアに関係しますが、地域共生社会の改革骨格をこの二分野だけに限定するものではありません。

覚えるポイント

地域共生社会の鍵は「我が事・丸ごと」です。地域課題の解決力を高め、縦割りを越えたつながりと包括的支援をつくります。

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