111AM021第111回 保健師国家試験 過去問

平成14年(2002年)と令和4年(2022年)の労働力調査における女性の年齢階級別労働力率の推移を示す。令和4年(2022年)のM字カーブの底が、平成14年(2002年)と比較して浅くなっている現象の説明で正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

M字カーブの「底」は、結婚・出産・育児期に当たる年齢層の女性労働力率低下を表す。2時点の同じ年齢階級を比較する。

解説

画像では平成14年の三角・破線に比べ、令和4年の丸・実線が20~59歳の各階級で上にある。特に30~34歳は60.3%から80.6%、35~39歳は62.4%から76.9%へ上昇し、育児期に相当する谷が浅い。これは保育・両立支援、就業継続等を背景に、有配偶女性の労働力率が上がったことによる説明が最も直接的である。管理職比率や雇用形態は労働力率そのものとは別指標で、完全失業率上昇も谷の改善を説明しない。

選択肢の確認

1.完全失業率の上昇:労働力人口内の失業割合であり、育児期女性の就業参加が高まった現象の直接説明ではない。
2.女性管理職の割合の増加:就業女性の地位に関する指標で、年齢別労働力率の谷が浅くなる直接要因とは限らない。
3.非正規雇用者の割合の増加:雇用形態の構成変化だけでは、配偶・育児期の労働力参加上昇を特定できない。
4.有配偶者の労働力率の上昇:結婚・出産期にも労働市場へ参加する女性が増え、M字の底が上がる。

覚えるポイント

M字カーブは年齢別の労働力率。谷が浅いとは、主に結婚・出産・育児期の就業継続が増えたことを示す。

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