111AM020|第111回 保健師国家試験 過去問
災害対策における福祉避難所の説明で適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
福祉避難所は、一般避難所での生活が難しい要配慮者へ、生活上の特別な配慮を提供する避難環境である。
解説
市町村は平時から福祉避難所の指定、施設との協定、人材・物資、移送、受入手順等を準備し、災害時に必要性を判断して開設する。内閣府による福祉避難所の確保・運営ガイドラインが策定されている。対象は高齢者、障害者、妊産婦、乳幼児等のうち一般避難所で特別な配慮を要する人で、負傷者への救急医療を主目的とする救護所とは異なる。避難そのものに所得連動の利用料を課す制度でもない。
選択肢の確認
1.都道府県知事が開設する。:基礎自治体である市町村が主体となり、協定施設等と連携して開設・運営する。
2.所得に応じて利用費が発生する。:所得に応じた利用料を徴収する避難制度ではなく、安全な避難生活の確保が目的である。
3.負傷者の救護活動が目的である。:医療救護所ではなく、要配慮者の生活環境と支援を確保する。
4.福祉避難所の確保・運営ガイドラインが策定されている。:指定・受入・運営の基本的考え方が示されている。
覚えるポイント
福祉避難所は「要配慮者の生活支援」。救護所の医療目的と区別し、市町村の平時準備まで含めて考える。