110PM023|第110回 保健師国家試験 過去問
因果関係を推論する上で相対危険やオッズ比の大きさが指標となるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
Bradford Hillの因果推論の観点では、相対危険やオッズ比の「大きさ」は、曝露とアウトカムの関連の強さを表す。
解説
相対危険やオッズ比が1から大きく離れるほど、曝露群と非曝露群のアウトカム発生に大きな差がある。これが関連の強固性である。ただし、大きい比があれば自動的に因果関係が確定するわけではなく、交絡、バイアス、偶然誤差を検討する。逆に関連が小さくても因果性は否定できない。時間的先行、異なる集団での再現、既知の知識との整合などを総合する。
選択肢の確認
1.関連の一致性:異なる集団・場所・時期で同様の関連が再現されることである。
2.関連の強固性:比指標が示す曝露群と比較群の大きな差に対応する。
3.関連の時間性:原因と想定する曝露が結果より前に生じることである。
4.関連の整合性:既存の疫学・生物学的知見と矛盾しないことである。
5.関連の特異性:特定の曝露と特定の結果の対応が明確なことである。
覚えるポイント
「指標の大きさ」は強固性、「曝露が結果に先行」は時間性と対応させる。