111PM026第111回 保健師国家試験 過去問

次の指標で相対危険はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

相対危険は、曝露群の疾病発生を非曝露群の疾病発生で割った比です。1を基準に関連の方向と強さを示し、罹患率比やリスク比として表します。

解説

相対危険=曝露群の罹患率÷非曝露群の罹患率です。値が1なら両群の発生に差がなく、1より大きければ曝露群で発生が多く、1より小さければ防御的な関連が示唆されます。相対指標は関連の強さを比較しやすい一方、実際に何人増えるかは示さないため、罹患率の差である寄与危険などの絶対指標も併せて解釈します。死亡率、有病率は単独集団の頻度で、二群の比そのものではありません。

選択肢の確認

1.死亡率:一定人口における死亡の頻度を表す指標で、それ自体は二群を比べた相対危険ではありません。
2.寄与危険:曝露群と非曝露群の罹患率の差で、曝露による絶対的な増加分を示します。
3.相対頻度:各カテゴリーの度数を全体の度数で割った構成割合で、疫学的な相対危険とは異なります。
4.罹患率比:曝露群と非曝露群の罹患率の比であり、相対危険を表します。
5.有病率(有病割合):ある時点・期間に疾病を有する人の割合で、単独では群間の相対指標になりません。

覚えるポイント

「比=相対危険、差=寄与危険」です。相対危険1を基準にし、関連の強さと公衆衛生上の人数への影響を分けて解釈します。

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