72AM100|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
医療安全に関する用語と事例の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
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正解: 4・5
正答
4・5
この問題のポイント
インシデント・アクシデントは実害の有無で、フールプルーフ・フェイルセーフはエラー前後の働きで区別します。
解説
フールプルーフは使用者が誤ろうとしても誤操作できない設計で、適合薬剤だけがつながるコネクタが例です。フェイルセーフは故障・異常発生時に安全側へ移行させる設計で、気泡検出時の注入停止が該当します。この2つが正しい組合せです。
選択肢の確認
1
1.アクシデント 撮影条件の誤りに気づいて検査実施前に修正した。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 検査実施前に誤りを発見して患者影響を回避した事例はヒヤリハット・インシデントであり、実害を生じたアクシデントではありません。
2
2.インシデント 画像検査中に患者が装置から転落して負傷した。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 患者が転落して負傷という実害を生じているため、インシデントではなくアクシデントです。
3
3.ヒヤリハット 診療放射線技師が使用済み注射針を自らに誤って
刺した。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 針刺しは職員が実際に創傷と血液暴露を受けたアクシデントであり、実害前のヒヤリハットではありません。
4
4.フールプルーフ 適切な薬剤のみが接続されるように設計された形
状のコネクタを使用した。
判定:正答(記述は正しい)。 形状を非互換にし、不適切な薬剤ラインを物理的に接続できなくするのは、誤操作そのものを防ぐフールプルーフです。
5
5.フェイルセーフ 気泡の検出と連動する自動停止機能が備わった造
影剤注入装置を使用した。
判定:正答(記述は正しい)。 気泡という異常を検知した後、自動停止して空気塞栓のリスクが低い状態へ移行するのはフェイルセーフです。
覚えるポイント
- フールプルーフ=間違えられない、フェイルセーフ=異常時に安全側です。
- 実害なしはインシデント、実害ありはアクシデントと整理します。
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