72AM71|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
ある放射性同位元素の放射能を測定したところ1時間後に測定開始時の 1/10 と なった。 この放射性同位元素の半減期[分]はどれか。 ただし、log102 = 0.30 とする。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
指数減衰式へ1時間と1/10を代入し、常用対数で半減期を求めます。
解説
放射能比は A/A0=(1/2)^(t/T) です。t=60分、A/A0=1/10を代入し常用対数を取ると、−1=(60/T)log10(1/2)=−(60/T)×0.30です。したがって T=60×0.30=18分となります。
選択肢の確認
1
1.6
判定:正答ではない(記述は誤り)。 6分なら60分で10半減期が経過し、残存率は1/2¹⁰≈1/1,024で小さすぎます。
2
2.10
判定:正答ではない(記述は誤り)。 10分なら6半減期で1/64となり、1/10より大きく減衰します。
3
3.15
判定:正答ではない(記述は誤り)。 15分なら4半減期で1/16となり、観測値より小さい残存率です。
4
4.18
判定:正答(記述は正しい)。 60/18≈3.33半減期で、2^3.33≈10となるため1/10に一致します。
5
5.26
判定:正答ではない(記述は誤り)。 26分なら約2.31半減期で残存率は約1/5となり、減衰が足りません。
覚えるポイント
- A/A0=2^(−t/T)、λ=ln2/Tです。
- 1/10になるまでの半減期数は log2 10≈3.32回です。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。