74AM98|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第74回

非密封放射性同位元素の汚染箇所に対してスミアろ紙を用いたふき取りを行い、GM管式サーベイメータで測定をしたところ、総計数率が1,200,100 cpm、バックグラウンド計数率が100 cpmであった。 間接法による表面汚染密度[kBq/cm²]として正しいのはどれか。 ただし、ふき取り効率を0.1、ふき取り面積を100 cm²、検出器の計数効率を0.4、ふき取り試料の線源効率を0.2とする。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

総計数率から背景を引き、秒換算、計数効率、線源効率、ふき取り効率、面積を順に補正します。

解説

正味計数率は1,200,100−100=1,200,000 cpm=20,000 s⁻¹です。ろ紙上の放射能は20,000/(0.4×0.2)=250,000 Bqです。これは表面にあった放射能の10%をふき取った値なので、元の100 cm²当たりは250,000/0.1=2,500,000 Bqです。面積で割ると25,000 Bq/cm²=25 kBq/cm²=2.5×10 kBq/cm²となります。

選択肢の確認

1

1.2.5

判定:正答ではない(記述は誤り)。 2.5 kBq/cm²は、ふき取り効率0.1の補正を行わない場合に相当し、10倍不足します。

2

2.2.5 × 10

判定:正答(記述は正しい)。 {(1,200,100−100)/60}/(0.4×0.2×0.1×100)=25,000 Bq/cm²=2.5×10 kBq/cm²です。

3

3.1.5 × 10²

判定:正答ではない(記述は誤り)。 1.5×10² kBq/cm²は正味計数率と各効率を用いた結果25 kBq/cm²の6倍です。

4

4.2.5 × 10²

判定:正答ではない(記述は誤り)。 2.5×10² kBq/cm²はcpmからcpsへの60分の1換算などを誤った過大値です。

5

5.1.5 × 10³

判定:正答ではない(記述は誤り)。 1.5×10³ kBq/cm²は正答の60倍で、cpmをそのままs⁻¹として扱うと生じ得る値です。

覚えるポイント

  • 表面密度=(正味cpm/60)/(計数効率×線源効率×ふき取り効率×面積)です。
  • 最後にBq/cm²からkBq/cm²へ1,000で割ります。

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