74PM99|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
入射窓面積15 cm²のサーベイメータでβ線源による表面汚染を測定したとき、総計数率は3,620 cpm、バックグラウンド計数率は20 cpmであった。 表面汚染密度[Bq/cm²]はどれか。 ただし、β粒子に対する機器効率は0.4、放射性表面汚染の線源効率は0.5とする。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
正味計数率をcpsへ換算し、窓面積・機器効率・線源効率で割って表面汚染密度を求めます。
解説
正味計数率は3,620−20=3,600 cpm=60 s⁻¹です。表面汚染密度AsはAs=n/(εi×εs×W)で、機器効率0.4、線源効率0.5、窓面積15 cm²を代入します。As=60/(0.4×0.5×15)=60/3=20 Bq/cm²=2.0×10¹ Bq/cm²です。
選択肢の確認
1
1.3.0
判定:正答ではない(記述は誤り)。 3.0 Bq/cm²は効率補正を適切に行わず、分母0.4×0.5×15=3を使った結果ではありません。
2
2.2.0 × 10¹
判定:正答(記述は正しい)。 公式表記2.0×10¹ Bq/cm²は、正味60 cpsを効率・面積の積3で割った値です。
3
3.1.8 × 10²
判定:正答ではない(記述は誤り)。 1.8×10² Bq/cm²はcpmからcpsへの60分の1換算や面積補正を誤った過大値です。
4
4.1.5 × 10³
判定:正答ではない(記述は誤り)。 1.5×10³ Bq/cm²は窓面積を掛ける・割る方向を含め、式の次元と一致しません。
5
5.10.8 × 10³
判定:正答ではない(記述は誤り)。 10.8×10³ Bq/cm²は総計数率をそのまま用いるなど複数の補正を欠いた値です。
覚えるポイント
- 表面汚染密度=正味cps/(機器効率×線源効率×窓面積)です。
- cpmは60で割ってcps、BGは総計数率から先に差し引きます。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。