74PM98|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
エックス線診療室の漏洩線量測定に最も適した放射線測定機器はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
診療室境界のX線漏洩線量測定に必要な、線量率応答・方向依存・エネルギー特性を考えます。
解説
エックス線診療室の壁・扉・操作室境界などの漏洩線量は、診断X線域でエネルギー応答が良く、空気カーマ率を直接評価しやすい電離箱式サーベイメータで測定します。最大使用条件などを設定し、測定位置・距離・照射条件・バックグラウンドを記録します。GM管は汚染検索に高感度でもエネルギー依存や数え落としが大きい機器です。
選択肢の確認
1
1.エリアモニタ
判定:正答ではない(記述は誤り)。 エリアモニタは設置場所の連続監視用で、各壁面を移動して漏洩線量を測る最適な携帯機器ではありません。
2
2.ホールボディカウンタ
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ホールボディカウンタは体内に取り込まれたγ線放出核種を測る装置です。
3
3.GM 管式サーベイメータ
判定:正答ではない(記述は誤り)。 GM管式は汚染探索に適しますが、診断X線の線量率を精度よく測る用途には不向きです。
4
4.電離箱式サーベイメータ
判定:正答(記述は正しい)。 電離箱式サーベイメータはX線の線量率測定に適したエネルギー応答を持ち、漏洩測定に用います。
5
5.ウェル型シンチレーションカウンタ
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ウェル型シンチレーションカウンタは試料中放射能を高効率に測る機器で、室内漏洩線量用ではありません。
覚えるポイント
- X線漏洩線量=電離箱式、表面汚染探索=GM式が基本です。
- 測定条件、位置、時定数、BG、校正状態を記録します。
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