74PM81|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
分解時間 200 μs の GM 計数管で放射能計測をしたところ計数率は 15,000 cpm であった。 この計数の数え落としの割合[%]はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
GM計数管の分解時間と観測計数率から、不感時間中の数え落とし割合を計算します。
解説
観測計数率はm=15,000/60=250 s⁻¹、分解時間はτ=200 μs=2.0×10⁻⁴ sです。非麻痺型モデルでは真の計数率n=m/(1−mτ)で、真の事象に対する数え落とし割合は(n−m)/n=mτです。したがって250×2.0×10⁻⁴=0.050=5%です。
選択肢の確認
1
1.1
判定:正答ではない(記述は誤り)。 1%ならmτ=0.01ですが、本問では250×0.0002=0.05です。
2
2.2
判定:正答ではない(記述は誤り)。 2%はμsからsへの換算またはcpmからcpsへの換算が一致しません。
3
3.3
判定:正答ではない(記述は誤り)。 3%では分解時間中の平均事象数0.05を過小評価しています。
4
4.4
判定:正答ではない(記述は誤り)。 4%は近い値でも、mτをそのまま計算した5%とは一致しません。
5
5.5
判定:正答(記述は正しい)。 m=250 s⁻¹、τ=2×10⁻⁴ sより数え落とし割合mτ=5%です。
覚えるポイント
- まずcpmを60で割ってcps、μsを10⁻⁶ sへ直します。
- 非麻痺型ではn=m/(1−mτ)、真計数に対する損失割合=mτです。
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