75AM80|第75回 診療放射線技師国家試験 過去問
ある放射性試料を計数装置で 2 分間測定して 400 カウントが得られた。また、 バックグラウンドのみは 1 分間測定して 100 カウントであった。 この試料の正味の計数率[cpm]とその標準偏差[cpm]に最も近いのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この設問では、次の知識を判断の軸にします:差の分散はNg/tg²+Nb/tb²と加算します。
解説
総計数率は400/2=200 cpm、背景は100/1=100 cpmなので正味100 cpmです。独立ポアソン計数の差の分散は400/2²+100/1²=200(cpm)²、標準偏差は√200=14.1 cpmです。
選択肢の確認
1
1.100 ± 5
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ±5 cpmは総計数と背景計数双方のポアソン変動を過小評価しています。
2
2.100 ± 10
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ±10 cpmは背景だけの標準偏差に相当し、総計数側を加えていません。
3
3.100 ± 14
判定:正答(記述は正しい)。 正味100 cpm、標準偏差約14 cpmです。
4
4.200 ± 20
判定:正答ではない(記述は誤り)。 200 cpmは背景を差し引く前の総計数率です。
5
5.300 ± 30
判定:正答ではない(記述は誤り)。 300 cpmは総計数率へ背景を誤って加えた値です。
覚えるポイント
- 差の分散はNg/tg²+Nb/tb²と加算します。
- 本問は100±√200≒100±14 cpmです。
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