72PM4|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

半減期 10 分の核種を加速器で製造することとした。 10 分間照射した生成放射能(A1)に対する 20 分間照射した生成放射能(A2)の 比(A2/A1)はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

照射中の生成放射能 A(t)=R(1−e^−λt) を半減期単位で評価します。

解説

一定生成率Rで作られる放射性核種は照射中にも壊変し、生成放射能は飽和値Rへ近づきます。10分=1半減期でA1=R(1−1/2)=0.5R、20分=2半減期でA2=R(1−1/4)=0.75Rなので、A2/A1=0.75/0.5=1.50です。

選択肢の確認

1

1.0.50

判定:正答ではない(記述は誤り)。 0.50はA1/A2よりも小さく、照射時間を延ばしたのに生成放射能が半分になる結果は不自然です。

2

2.0.67

判定:正答ではない(記述は誤り)。 0.67はA1/A2=0.5/0.75の逆比で、問われたA2/A1ではありません。

3

3.1.50

判定:正答(記述は正しい)。 1半減期照射の飽和率0.5と2半減期の0.75の比は1.50です。

4

4.2.00

判定:正答ではない(記述は誤り)。 壊変のない安定生成物なら時間に比例して2.00ですが、半減期10分の壊変を無視できません。

5

5.2.55

判定:正答ではない(記述は誤り)。 2.55は飽和を考慮した計算で得られず、時間を倍にしたときの上限2も超えています。

覚えるポイント

  • 生成放射能の飽和率は1半減期で50%、2半減期で75%です。
  • 照射時間を延ばしても壊変が同時に進むため、直線的には増えません。

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