72PM5|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
X 線 CT 装置のアーチファクトで装置の調整や整備が必要となるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
CTアーチファクトを被写体由来、体動由来、再構成由来、検出器校正不良由来に分けます。
解説
リングアーチファクトは、回転する検出器の特定チャンネルが常に過大または過小応答すると、再構成画像で回転中心を囲む円として現れます。エアキャリブレーションや検出器の調整・修理が必要です。
選択肢の確認
1
1.メタルアーチファクト
判定:正答ではない(記述は誤り)。 メタルアーチファクトは高吸収物質によるフォトン不足、ビームハードニング等が主因で、装置故障とは限りません。
2
2.リングアーチファクト
判定:正答(記述は正しい)。 特定検出器素子のゲイン・オフセット異常が全投影で同じ位置へ入り、円形となるため調整対象です。
3
3.モーションアーチファクト
判定:正答ではない(記述は誤り)。 モーションアーチファクトは患者の体動や呼吸による投影間の不整合が原因です。
4
4.パーシャルボリュームアーチファクト
判定:正答ではない(記述は誤り)。 パーシャルボリュームは一ボクセルに異なる組織が入ってCT値が平均化される現象で、装置整備では解消しません。
5
5.ステップアップ〈階段状〉アーチファクト
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ステップアップは厚い再構成間隔で多断面再構成した曲面に生じる階段状変化で、薄いスライスで低減します。
覚えるポイント
- 中心を囲むリングは検出器チャンネル不良を疑います。
- リングは校正・整備、モーションは固定・高速化で対処します。
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