74AM14|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
超音波画像診断装置のゲインを調整したときに変化するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
超音波装置の受信ゲインが変える量を、送信条件や周波数と区別します。
解説
ゲインは、探触子が受信したエコーを電気信号へ変換した後、その信号を受信増幅器でどの程度増幅するかを調整します。画面全体の明るさが変わりますが、体内へ送る超音波の振幅・周波数・パルス繰返し周波数は変えません。また線形増幅では信号の振幅を変えるだけで、信号の周波数成分そのものは移動しません。深さ別に増幅を変える操作はTGCです。
選択肢の確認
1
1.送信される超音波の振幅
判定:正答ではない(記述は誤り)。 送信振幅は送信出力で調整します。受信後に働くゲインを変えても、すでに送信された音波の振幅は変わりません。
2
2.送信される超音波の周波数
判定:正答ではない(記述は誤り)。 送信周波数は探触子と送信パルスで決まり、受信増幅器のゲインでは変化しません。
3
3.送信される超音波のパルスレート
判定:正答ではない(記述は誤り)。 パルスレートは観察深度やPRF設定に関係し、受信信号の増幅率とは独立です。
4
4.受信機から出力される電気信号の振幅
判定:正答(記述は正しい)。 ゲインを上げると受信機から出力される電気信号の振幅が増え、表示画像全体が明るくなります。
5
5.受信機から出力される電気信号の周波数
判定:正答ではない(記述は誤り)。 理想的な受信増幅では周波数を変換せず振幅を増幅するため、出力信号の周波数はゲイン調整で変わりません。
覚えるポイント
- ゲイン=受信信号の振幅増幅、送信出力=送信超音波の強さです。
- 全体ゲインと、深さごとに補正するTGCを区別します。
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