74AM15|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
MRCP 像を別に示す。 主膵管はどれか。

解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
MRCPで高信号となる胆道・膵管・尿路の走行を、画像中のラベルと対応させます。
解説
MRCPは強いT2強調で静止・緩徐流の液体を高信号に描出します。画像中央の太い縦走構造は総肝管から総胆管、右側の嚢状高信号は胆嚢です。主膵管は膵尾部から膵頭部へ向かって横走し、下部総胆管へ合流する細い管として見えます。画像を直接確認すると、その横走する管を指すのがエです。左側の腎盂・尿管も尿により高信号ですが、膵管とは位置と形が異なります。
選択肢の確認
1
1.ア
判定:正答ではない(記述は誤り)。 アは肝門部から下行する総肝管付近を指しており、膵内を横走する主膵管ではありません。
2
2.イ
判定:正答ではない(記述は誤り)。 イは内部に胆汁を含む嚢状の胆嚢です。主膵管は嚢状ではなく細い管状構造です。
3
3.ウ
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ウは胆嚢管合流部より下方の総胆管を指します。主膵管とは膵頭部付近で近接しますが別の管です。
4
4.エ
判定:正答(記述は正しい)。 エは膵尾側から頭側へ横走し、下部胆道へ近づく細い主膵管の走行に一致します。
5
5.オ
判定:正答ではない(記述は誤り)。 オは左腎の腎盂から尿管へ続く尿路です。尿も高信号になるため、解剖学的位置で胆膵管と区別します。
覚えるポイント
- MRCPでは胆汁・膵液・尿など動きの遅い液体が高信号になります。
- 主膵管は横走、総胆管は縦走、胆嚢は嚢状、腎盂尿管は後外側です。
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