74AM92|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
頭部単純 CT 像を別に示す。 矢印で示すのはどれか。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
単純CTで急性血液が高吸収になることを使い、正常骨・低吸収梗塞・アーチファクトと区別します。
解説
画像を直接確認すると、橋を中心とする脳実質内に円形の明瞭な高吸収域があります。急性期血腫は凝血により脳実質より高いCT値を示すため、急性脳出血の所見です。周囲の頭蓋骨ほど極端な高吸収ではなく、解剖学的骨構造から離れた実質内病変です。
選択肢の確認
1
1.骨
判定:正答ではない(記述は誤り)。 矢印部は頭蓋骨の連続した皮質骨ではなく、後頭蓋窩の脳実質内にあります。
2
2.梗 塞
判定:正答ではない(記述は誤り)。 急性脳梗塞は通常、低吸収化や皮髄境界不明瞭化を示し、この円形高吸収域とは逆です。
3
3.出 血
判定:正答(記述は正しい)。 単純CTで脳実質内に境界明瞭な高吸収域があり、急性血腫に一致します。
4
4.腫 瘍
判定:正答ではない(記述は誤り)。 腫瘍は単純CTだけで多様な濃度を示しますが、この急性の均一な高吸収塊は出血が典型です。
5
5.アーチファクト
判定:正答ではない(記述は誤り)。 アーチファクトなら骨間に条線・帯状の不均一が生じやすく、本画像の局在性円形病変とは形が異なります。
覚えるポイント
- 単純CTで急性出血は高吸収、虚血性梗塞は時間とともに低吸収です。
- 後頭蓋窩では骨由来アーチファクトも多いため、局在と形を確認します。
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