74AM91|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
X線写真を別に示す。 造影されているのはどこか。

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
骨盤単純写真で造影剤の形、位置、注入カテーテルから造影臓器を同定します。
解説
画像を直接確認すると、恥骨結合の上方・骨盤正中に滑らかな楕円形の造影腔があり、尿道側からカテーテルが入っています。これは逆行性膀胱造影で造影された膀胱です。腸管なら管腔が連続し、子宮なら小さな三角形の子宮腔と卵管、前立腺なら膀胱下方の小臓器として見えるため形態が異なります。
選択肢の確認
1
1.回腸
判定:正答ではない(記述は誤り)。 回腸は骨盤内で複数の腸管ループとして造影され、単一の滑らかな楕円形貯留腔にはなりません。
2
2.子宮
判定:正答ではない(記述は誤り)。 子宮卵管造影なら三角形の子宮腔と左右へ伸びる細い卵管が描出されます。
3
3.直腸
判定:正答ではない(記述は誤り)。 直腸造影なら仙骨前面に沿う管状の大腸が造影され、骨盤正中の球状腔とは異なります。
4
4.膀胱
判定:正答(記述は正しい)。 骨盤正中の楕円形貯留腔へ尿道カテーテルから造影剤が入り、膀胱の形態に一致します。
5
5.前立腺
判定:正答ではない(記述は誤り)。 前立腺は膀胱頸部の下にある実質臓器で、この大きな造影剤貯留腔そのものではありません。
覚えるポイント
- 膀胱造影は恥骨結合上方の正中に、滑らかな円形・楕円形の造影腔を示します。
- カテーテル経路と、腔の形・位置を合わせて臓器を同定します。
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