74AM85|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
胸部 X 線写真を別に示す。 認められる所見はどれか。

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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
胸部写真で胸膜線と、その外側に肺血管影がない領域を見つけ、肺内透亮像と区別します。
解説
画像では患者右胸郭に臓側胸膜線が見え、その外側が均一に透亮化して肺血管影を欠いています。右肺は肺門側へ虚脱しており、右気胸の所見です。肺ブラは肺実質内に壁を持つ限局性透亮像、肺気腫は両肺性の過膨張が中心で、胸膜線外側の完全な血管影消失とは異なります。
選択肢の確認
1
1.気 胸
判定:正答(記述は正しい)。 右胸膜腔に空気が入り、胸膜線外側の肺紋理消失と肺の虚脱を認めるため気胸です。
2
2.結節影
判定:正答ではない(記述は誤り)。 孤立した円形・類円形の肺野結節影は認めず、広い透亮域が主体です。
3
3.肺気腫
判定:正答ではない(記述は誤り)。 肺気腫なら両肺過膨張、横隔膜平低化、血管影の減少などがびまん性に現れます。
4
4.肺ブラ
判定:正答ではない(記述は誤り)。 肺ブラは肺内の薄壁性空洞で、その外側にも胸壁まで肺組織・血管影が残り得ます。
5
5.すりガラス様陰影
判定:正答ではない(記述は誤り)。 すりガラス様陰影は肺野濃度が淡く上昇する所見で、本画像の透亮化とは反対です。
覚えるポイント
- 気胸は胸膜線、その末梢の肺血管影消失、肺の肺門側への虚脱を確認します。
- ブラは肺内病変、気胸は胸膜腔内の空気です。
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