74PM85|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
頭部X線写真〈別冊No.9〉を別に示す。 撮影法で正しいのはどれか。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
公式頭部X線像で上顎洞と錐体部の位置を見て、Waters法を同定します。
解説
公式別冊像は後頭前頭方向で顎を挙上し、錐体部が上顎洞より下方へ投影されて上顎洞が広く描出されています。これはWaters〈occipitomental〉法の特徴です。副鼻腔、とくに上顎洞・眼窩底の評価に用います。Towne法は後頭骨・大後頭孔、Stenvers法は錐体骨を評価します。
選択肢の確認
1
1.Rhese〈レーゼ〉法
判定:正答ではない(記述は誤り)。 Rhese法は視神経管を眼窩外下象限へ投影する斜位法で、両側上顎洞を正面に描く像ではありません。
2
2.Towne〈タウン〉法
判定:正答ではない(記述は誤り)。 Towne法は大後頭孔内にトルコ鞍背などを投影し、後頭骨を評価する軸位撮影です。
3
3.Waters〈ウォータース〉法
判定:正答(記述は正しい)。 Waters法は錐体部を上顎洞下方へ外し、上顎洞を明瞭に描出する公式像に一致します。
4
4.Stenvers〈ステンバース〉法
判定:正答ではない(記述は誤り)。 Stenvers法は錐体骨長軸を描出し、内耳道・乳様突起などを評価する斜位法です。
5
5.Rosenberg〈ローゼンバーグ〉法
判定:正答ではない(記述は誤り)。 Rosenberg法は荷重位で膝を屈曲して顆間窩・関節裂隙を撮る膝関節撮影です。
覚えるポイント
- Waters法=顎挙上、錐体部を上顎洞下方へ投影します。
- 副鼻腔撮影では立位にすると液面形成も評価できます。
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