74PM86|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
血管造影写真〈別冊No.10〉を別に示す。 行われたIVRの手技はどれか。

解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
血管造影の公式正面・側面像で、血管内の高濃度な金属コイル塊を手掛かりに手技を同定します。
解説
公式別冊の血管造影像には、標的部位へ留置された多数のらせん状・塊状の金属陰影が描出されています。これはカテーテルから塞栓用コイルを留置し、血流を遮断したコイル塞栓術の所見です。バルーン形成は狭窄拡張、ステントは網状筒、フィルタは下大静脈などの傘状構造として見えます。
選択肢の確認
1
1.血管形成術
判定:正答ではない(記述は誤り)。 血管形成術では狭窄部をバルーンで拡張しますが、公式像の金属コイル塊は残りません。
2
2.血栓溶解術
判定:正答ではない(記述は誤り)。 血栓溶解術は薬剤で血栓を溶かす手技で、らせん状金属陰影を留置しません。
3
3.コイル塞栓術
判定:正答(記述は正しい)。 公式像の標的部に集簇する金属コイルは、コイル塞栓術の特徴的所見です。
4
4.ステント留置術
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ステントは血管内腔を保持する管状・網状構造で、塊状コイルとは形態が異なります。
5
5.フィルタ留置術
判定:正答ではない(記述は誤り)。 フィルタは下大静脈などに傘状・円錐状に展開し、局所の密なコイル塊ではありません。
覚えるポイント
- コイル塞栓は金属コイルを血管・動脈瘤内へ留置して血栓化を促します。
- ステント=網状筒、IVCフィルタ=傘状、コイル=らせん状集簇です。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。