74AM87|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
腹部の血管造影写真を別に示す。 矢印で示すのはどれか。

解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
腹腔動脈造影で、患者左右と各分枝の走行・蛇行性から矢印血管を同定します。
解説
画像を直接確認すると、カテーテル先端から腹腔動脈が造影され、患者右へ総肝動脈、左上腹部へ脾動脈が分岐しています。矢印は膵上縁に沿って患者左へ蛇行し脾門へ向かう太い血管を示すため、脾動脈です。表示のRマーカーにより画像左が患者右である点にも注意します。
選択肢の確認
1
1.脾動脈
判定:正答(記述は正しい)。 矢印血管は患者左の脾門方向へ強く蛇行して走る、脾動脈の典型的形態です。
2
2.総肝動脈
判定:正答ではない(記述は誤り)。 総肝動脈は腹腔動脈から患者右へ走り、画像ではR側へ向かう反対側の枝です。
3
3.左胃動脈
判定:正答ではない(記述は誤り)。 左胃動脈は細く上行して小彎・噴門部へ向かい、脾門へ水平に蛇行する本血管とは異なります。
4
4.腹腔動脈
判定:正答ではない(記述は誤り)。 腹腔動脈は大動脈から出た短い幹で、画像中央の分岐前部分です。矢印はその遠位枝を示します。
5
5.右胃動脈
判定:正答ではない(記述は誤り)。 右胃動脈は胃小彎を走る細い枝で、画像の太い蛇行血管ではありません。
覚えるポイント
- 腹腔動脈の主要3枝は左胃動脈・脾動脈・総肝動脈です。
- 脾動脈は患者左へ膵上縁を蛇行し、総肝動脈は患者右へ向かいます。
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