73PM90|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第73回

腹部造影CT〈別冊No.7A〉と治療2週間後の腹部単純CT〈別冊No.7B〉を別に示す。 行われた治療は何か。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

公式別冊No.7A・Bで、肝腫瘍の動脈性濃染と治療後の高吸収物質残留を対応させます。

解説

治療前造影CTでは肝内腫瘍が動脈相で濃染し、治療2週間後単純CTでは腫瘍内に高吸収のリピオドールが集積しています。抗癌薬とリピオドールを肝動脈から注入し塞栓する肝動脈化学塞栓術〈TACE〉の典型的な治療後像です。

選択肢の確認

1

1.凍結療法

判定:正答ではない(記述は誤り)。 凍結療法後は凍結範囲の低吸収化などを評価しますが、腫瘍内のリピオドール高吸収集積は生じません。

2

2.肝部分切除術

判定:正答ではない(記述は誤り)。 肝部分切除術なら病変を含む肝実質の欠損・切除断端が生じ、腫瘍内高吸収物質は残りません。

3

3.定位放射線療法

判定:正答ではない(記述は誤り)。 定位放射線療法は照射野の遅発性肝実質変化を起こし得ますが、2週間後のリピオドール沈着像は作りません。

4

4.肝動脈化学塞栓術

判定:正答(記述は正しい)。 肝動脈化学塞栓術では腫瘍栄養動脈から投与したリピオドールが腫瘍内へ高吸収として残留します。

5

5.ラジオ波焼灼療法

判定:正答ではない(記述は誤り)。 ラジオ波焼灼療法後は腫瘍を覆う非造影・低吸収の焼灼域が形成され、高吸収リピオドール沈着とは異なります。

覚えるポイント

  • TACE後単純CTでは腫瘍内リピオドールが高吸収に見えます。
  • RFAは焼灼域、切除は組織欠損、放射線治療は照射野変化として区別します。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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