74PM91|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
腹部造影CTの多断面再構成像〈別冊No.14〉を別に示す。 矢印で示すのはどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
腹部大動脈前面から早期に分岐する短い幹と三分枝をMPR像で同定します。
解説
公式別冊の造影CT多断面再構成像で矢印は、横隔膜直下の腹部大動脈前面から分岐する腹腔動脈を示します。腹腔動脈は短い幹から左胃動脈、脾動脈、総肝動脈へ分かれます。上腸間膜動脈はそのやや尾側、下腸間膜動脈はさらに尾側から分岐します。
選択肢の確認
1
1.食道動脈
判定:正答ではない(記述は誤り)。 食道動脈は胸部大動脈などから出る細枝で、公式像の太い腹部大動脈分枝ではありません。
2
2.腹腔動脈
判定:正答(記述は正しい)。 矢印は上腸間膜動脈より頭側で短い幹を作る腹腔動脈に一致します。
3
3.下腸間膜動脈
判定:正答ではない(記述は誤り)。 下腸間膜動脈はL3付近で大動脈前面から分岐し、矢印より大幅に尾側です。
4
4.上腸間膜動脈
判定:正答ではない(記述は誤り)。 上腸間膜動脈は腹腔動脈の直下から分岐して腸間膜内を下行し、矢印位置とは異なります。
5
5.正中仙骨動脈
判定:正答ではない(記述は誤り)。 正中仙骨動脈は大動脈分岐部近くの後面から出る細枝で、上腹部の矢印血管ではありません。
覚えるポイント
- 腹腔動脈→SMA→腎動脈付近→IMAの頭尾方向を整理します。
- 腹腔動脈の三分枝は左胃・脾・総肝動脈です。
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