74PM92|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
水溶性ヨード造影剤で正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
水溶性ヨード造影剤の浸透圧、排泄、副作用、事前テストの現在の考え方を確認します。
解説
血管内用水溶性ヨード造影剤は多くが血漿より高浸透圧で、非イオン性低浸透圧製剤は従来のイオン性高浸透圧製剤より即時型副作用が少ないため広く用いられます。予測力の乏しい少量ヨードテストは推奨されず、既往歴・喘息・腎機能などを評価します。血管内投与分は主に腎排泄ですが、経口投与分の大半は消化管から便へ排泄されます。
選択肢の確認
1
1.血漿に比べて浸透圧が低い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 低浸透圧製剤でも通常は血漿と完全に同じかそれ以下とは限らず、血漿より低いという一般化は誤りです。
2
2.使用前にはヨードテストを実施する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 少量投与によるヨードテストは重篤反応を予測できず、それ自体も反応を起こし得るため実施しません。
3
3.経口投与では大部分が尿中から排泄される。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 経口投与では吸収されない大部分が便中へ排泄され、尿中排泄が大部分ではありません。
4
4.投与した患者の 10〜15 %に副作用が発生する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 現在の非イオン性製剤で副作用が10〜15%に起こるという頻度は過大です。
5
5.非イオン性製剤はイオン性製剤に比べて即時型副作用が少ない。
判定:正答(記述は正しい)。 非イオン性低浸透圧製剤はイオン性高浸透圧製剤より即時型副作用が少ない製剤です。
覚えるポイント
- 非イオン性低浸透圧造影剤は従来のイオン性製剤より即時反応が少ないです。
- ヨードテストは行わず、既往・喘息・腎機能・併用薬を確認します。
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