74PM13|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
超音波画像診断装置におけるパルスドプラ法で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
パルスドプラのスペクトル表示軸と、角度補正・サンプルボリュームの影響を確認します。
解説
パルスドプラでは特定深度のサンプルボリュームから得たドプラ信号をFFT解析し、横軸に時間、縦軸に周波数偏移または流速、輝度に信号強度を示します。速度はv=cΔf/(2f₀cosθ)で求めるため、超音波ビームと血流のなす角θ、すなわちプローブの傾きに依存します。
選択肢の確認
1
1.FFT 波形の縦軸は時間である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 FFTスペクトルの縦軸はドプラ周波数または換算流速で、時間は横軸です。
2
2.FFT 波形の横軸は流速である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 横軸は時系列を示し、流速はゼロラインを基準とした縦方向へ表示されます。
3
3.定常流と拍動流を区別できない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 時間変化するスペクトルから、一定速度の定常流と周期変化する拍動流を区別できます。
4
4.血流速度の計測値はプローブの傾きに依存する。
判定:正答(記述は正しい)。 速度算出式にcosθが入るため、プローブを傾けて入射角が変わると計測値も変化します。
5
5.サンプリングボリュームの大きさは FFT 波形に影響を与えない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 サンプルボリュームを広げると異なる流速成分を含みやすくなり、スペクトル幅などFFT波形へ影響します。
覚えるポイント
- FFT表示は横軸=時間、縦軸=周波数偏移・流速、輝度=強度です。
- ドプラ速度は1/cosθで補正するため、入射角設定が重要です。
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