72PM11|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
超音波ドプラ法で血流エコーを主に生じているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
血流ドプラ信号は、血漿自体ではなく流れる多数の赤血球からの散乱波であると理解します。
解説
血球は血漿と音響特性がわずかに異なり、超音波をRayleigh散乱します。血液中で数が圧倒的に多い赤血球が移動散乱体となり、送信周波数から偏移した反射信号を作ります。そのドプラ偏移から速度と方向を求めます。
選択肢の確認
1
1.血 漿
判定:正答ではない(記述は誤り)。 血漿はほぼ均質な液体成分で、流れのエコーを主に作る移動粒子ではありません。
2
2.血管壁
判定:正答ではない(記述は誤り)。 血管壁は強い固定組織エコーを生じますが、壁運動はクラッタフィルタで除かれ、血流ドプラの主信号源ではありません。
3
3.血小板
判定:正答ではない(記述は誤り)。 血小板は赤血球より小さく数も少ないため、血流散乱信号への寄与は主要ではありません。
4
4.赤血球
判定:正答(記述は正しい)。 数が最も多く、移動する微小散乱体として集合的にドプラ偏移信号を生じます。
5
5.白血球
判定:正答ではない(記述は誤り)。 白血球は一個の大きさはあっても赤血球に比べて数が極めて少なく、主散乱源にはなりません。
覚えるポイント
- ドプラ血流信号の主散乱体は赤血球です。
- 血管壁の低周波・大振幅信号はウォールフィルタで抑制します。
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