72PM18|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
超音波像のエコー信号が表しているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
Bモード超音波像の輝度は、送信波の反射・後方散乱で探触子へ戻ったエコー振幅を表すと理解します。
解説
超音波装置はパルスを送信し、音響インピーダンスが変化する組織境界や微小散乱体から探触子側へ戻る反射波を受信します。往復時間を深さ、振幅を輝度に変換して像を作るため、エコー信号の中心的な物理現象は反射です。
選択肢の確認
1
1.拡 散
判定:正答ではない(記述は誤り)。 拡散はビームが進むにつれて広がる現象で、受信振幅自体が直接表す量ではありません。
2
2.吸 収
判定:正答ではない(記述は誤り)。 吸収は超音波エネルギーが熱へ変わりエコーを減衰させる現象で、画像信号として戻る成分ではありません。
3
3.屈 折
判定:正答ではない(記述は誤り)。 屈折は媒質境界で進行方向が変わる現象で、位置ずれアーチファクトの原因にはなっても、輝度信号の定義ではありません。
4
4.反 射
判定:正答(記述は正しい)。 探触子へ戻った反射・後方散乱波の振幅が、画像上のエコー強度として表示されます。
5
5.密 度
判定:正答ではない(記述は誤り)。 密度は音速とともに音響インピーダンスZ=ρcを決める因子ですが、エコーが密度値を直接表示しているわけではありません。
覚えるポイント
- 深さ=反射波の往復時間×音速/2、輝度=受信エコー振幅です。
- 反射を作る基本は音響インピーダンス差です。
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