72PM93|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
冠動脈 CT に用いられる画像表示法で、冠動脈内腔の中心線抽出が必要なのはど れか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
Curved MPRは蛇行する冠動脈の中心線に沿って曲面を展開し、血管全長を一枚に表示します。
解説
冠動脈は心表面を三次元的に蛇行するため、通常の直線MPRでは一断面に全長を含められません。Curved MPRでは血管内腔の中心線を自動または手動抽出し、その経路に沿う曲面を作って長軸方向へ展開します。狭窄の位置・長さ、石灰化、プラークを連続的に観察できます。
選択肢の確認
1
1.VR
判定:正答ではない(記述は誤り)。 VRは各ボクセルに不透明度と色を与える三次元表示で、定義上は冠動脈中心線を必須としません。
2
2.MIP
判定:正答ではない(記述は誤り)。 MIPは視線上の最大CT値を投影し、中心線抽出を必須としません。
3
3.MinIP
判定:正答ではない(記述は誤り)。 MinIPは視線上の最小CT値を投影し、主に気道など低吸収構造に使います。
4
4.Raysum
判定:正答ではない(記述は誤り)。 Raysumは視線上のCT値を積算して単純X線像に近い投影像を作ります。
5
5.Curved MPR
判定:正答(記述は正しい)。 Curved MPRは曲がった血管を一つの展開断面へ移すため、内腔中心線の抽出が必要です。
覚えるポイント
- Curved MPR=中心線に沿う曲面展開です。
- MIP=最大値、MinIP=最小値、Raysum=積算、VR=不透明度付き3D表示です。
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