72PM92|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
頸椎撮影の体位と観察部位の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
頸椎単純X線の体位ごとの主な観察対象を、正面・開口位・斜位・側面・動態撮影で整理します。
解説
側面動態撮影は屈曲位と伸展位で椎体の滑りや環軸椎不安定性を評価します。前屈位側面像では、環椎前弓後面から軸椎歯突起前面までの環椎歯突起間距離ADIを測り、横靱帯損傷や環軸椎亜脱臼を評価できます。椎間孔は斜位、歯突起とC1側塊は開口位が主な観察対象です。
選択肢の確認
1
1.正面撮影 前縦靱帯
判定:正答ではない(記述は誤り)。 正面像は椎体や棘突起の配列を見ますが、前縦靱帯自体は単純X線で直接描出できません。
2
2.斜位撮影 後縦靱帯
判定:正答ではない(記述は誤り)。 斜位撮影の主対象は椎間孔と関節突起で、後縦靱帯自体の観察ではありません。
3
3.開口位撮影 黄色靱帯
判定:正答ではない(記述は誤り)。 開口位は環椎側塊と軸椎歯突起を描出し、黄色靱帯を直接見る撮影ではありません。
4
4.側面〈中間位〉撮影 椎間孔
判定:正答ではない(記述は誤り)。 中間位側面像は椎体配列、椎間板腔、棘突起、椎前軟部を評価し、椎間孔には斜位が適します。
5
5.側面〈前屈位〉撮影 環椎歯突起間距離
判定:正答(記述は正しい)。 前屈位側面像はADIが病的に開大する環軸椎不安定性の検出に適します。
覚えるポイント
- 椎間孔=斜位、歯突起=開口位、不安定性=前屈・後屈側面です。
- ADIは環椎前弓と歯突起の間隔で、開大は環軸椎不安定性を示します。
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