72AM90|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
上部消化管造影の圧迫撮影で、観察が難しい部位はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
圧迫で胃壁を展開できる部位と、肋骨・横隔膜により圧力が届きにくい高位部を区別します。
解説
圧迫撮影は腹壁側から圧迫筒を当て、バリウムを排除しつつ粘膜襞を展開して小病変を描出します。噴門部は左横隔膜下の高位で肋弓と脊柱の影響を受け、外から有効な圧迫を加えにくい部位です。
選択肢の確認
1
1.胃 角
判定:正答ではない(記述は誤り)。 胃角は体部と幽門前庭の境界で腹壁側から圧迫しやすく、変形や潰瘍の観察対象です。
2
2.噴門部
判定:正答(記述は正しい)。 噴門部は横隔膜直下で肋骨に囲まれた深い位置にあり、圧迫筒の力が届きにくい部位です。
3
3.幽門部
判定:正答ではない(記述は誤り)。 幽門部は右上腹部で体位と圧迫を工夫することにより、バリウム量を調整して観察できます。
4
4.胃体下部
判定:正答ではない(記述は誤り)。 胃体下部は肋弓下の可動性がある部分で、圧迫による粘膜展開が可能です。
5
5.十二指腸球部
判定:正答ではない(記述は誤り)。 十二指腸球部は体位変換と局所圧迫により造影剤を調整し、球部変形やニッシェを観察できます。
覚えるポイント
- 圧迫困難の代表は、肋弓内で横隔膜直下の噴門部です。
- 圧迫の目的はバリウムの局所排除と粘膜襞の分離です。
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